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【書評】行動最適化大全 ~最高の1日を作り出すには~

仕事・人間関係・健康などに悩みがある

毎日を楽しく過ごしたい

今回はそんな方にぴったりの「行動最適化大全」を紹介していきます。

こんな方におすすめです

・なにかに悩んでいる人

・疲れがたまりがちな人

・日々を楽しく過ごしたい人

・悩みを解決する具体的な行動を知りたい人

目次

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行動最適化大全の目次です

目次

第Ⅰ部 イラストでわかる 最高の1日をつくる行動の最適化

第Ⅱ部 最新科学・研究結果で説明する 最高の1日をつくる行動の最適化
・「朝」の最適化
・「昼」の最適化
・「夜」の最適化
・「仕事」の最適化
・「学習」の最適化
・「コミュニケーション」の最適化
・「健康」の最適化
・「人生」の最適化

Ⅱ部構成になっており、第Ⅰ部が一目で解決策・改善方法が感覚的にわかるイラストが記載されています。

第Ⅱ部では第Ⅰ部で紹介した内容のエビデンスがまとめられており、それぞれの改善方法の背景をより深く理解することができます。

それぞれ朝・昼・夜といった時間帯別と仕事・健康などの悩みごとに章立てが分かれています。

本書のスゴイところは、この一冊で日常生活の90%の悩みの解決法・対処法がわかるところです。

多くの人の「悩み」というのは共通しており、そのほとんどは既に解決方法が確立されているからです。

実際に、日々多くの悩みが精神科医である著者のもとへ届くそうなのですが、その90%はほぼ重複している内容だそうです。

本書では、生活習慣・仕事・人間関係などのほとんどの人が陥る「悩み」のなかで最も多かった50のテーマがピックアップされています。

各テーマに対する具体的な行動が、合計153個提示されています。

本書の最後には、153個の行動が一覧表になっているため、習慣化できたかどうかのチェックリストとして活用することが出来ます。

この本を読めば、日常生活の悩みのほとんどは、解決できると思います。

著者について

著者は精神科医であり、これまでに多くの日常生活の悩みに回答されてきた樺沢紫苑さんです。

1991年、札幌医科大学医学部卒。「情報発信を通じてメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、インターネットフォロワー累計60万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動。

著書に「学びを結果に変える アウトプット大全」、「学び効率が最大化する インプット大全」、「精神科医が教える ストレスフリー超大全」などがあります。

本屋さんの目立つ位置に並んでいる本が多いですね。

【要約・感想】行動最適化大全 ~最高の1日を作り出すには~

行動最適化大全では、生活習慣の大切さが一貫して書かれています

  • 睡眠(早寝早起き)
  • 運動
  • 食事
  • お酒をできるだけ飲みすぎない
  • スマホを使いすぎない

これらを日常生活の中できっちりと自己管理していくことが、「悩み」に対する「答え」のベースとなります。

特に、睡眠・運動・食事は健康・仕事・人間関係にとって大きな影響を及ぼすので、真っ先に大切にしたいポイントです。

行動最適化大全を読んで、大切にしたいと感じた3つのポイント

それでは、私が行動最適化大全を読んで、50項目の中から、私が特に習慣化したいと感じた点を3つ紹介し、それぞれみてきます。

  • 健康、愛、成功、お金のバランスが大事 ~幸福について~
  • 遊びをうまく使えば仕事効率がアップする ~遊びについて~
  • よい睡眠と適度な運動が解決策 ~ストレスについて~

健康、愛、成功、お金のバランスが大事~幸福について~

人が幸せを感じるときは、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンといった3つの脳内物質が分泌されるそうです。

セロトニンは健康、オキシトシンは愛・つながり、ドーパミンはお金・成功に対する幸福と関連しているのですが、著者は幸福を築き上げる順番が重要と説きます。

重要な順は、「健康」>「つながり」>「成功」です。

一番大切なのは健康で、お金や成功の幸福が最下位ですね。

考えてみると、仕事を無理に頑張って成功しても、身体を壊して働けない状況になってしまったら、成功した意味がありませんよね。

やはり、健康やつながりが大事で、成功がその次にくるという優先順位は常に意識しておきたいですよね。

健康や家族とのつながりを大切にしながら仕事を頑張るという考えが、人生の幸福度をあげるために必要です。

遊びをうまく使えば仕事効率がアップ~遊びについて~

仕事が本当に楽しいという方を除いて、仕事ばかりでは人生が楽しくないですよね。

遊ぶ、楽しむことは、リフレッシュであり、エネルギー補給です。それがしっかりできない人は、いつか必ず失速します。

人生はマラソンのようなもので、全力疾走だけではバテテしまいます。適度なペースで給水しながら走らないと完走できません。

仕事をがんばるためにも、遊びの予定をどんどん入れていきましょう

仕事の後に、飲み会などの予定を入れると、仕事の終わり時間が自動的に決まるため、ダラダラしません。そうすることで仕事の効率も通常よりアップします。

また、自分の趣味・娯楽の時間を増やすことも幸せに過ごすためには大切です。

例えば、平日の夜に私は、映画を見る、読書をするのが好きなのですが、その時間を増やすことにより簡単にリフレッシュでき、日々の暮らしの「幸せ」を増やせます。

仕事に打ち込むためにも、積極的に遊ぶ時間を増やしましょう。

よい睡眠と適度な運動が解決策 ~ストレスについて~

ストレスは健康に悪いという社会の常識があるかもしれませんが、実はストレスは健康に悪いわけではないと著者は説きます。

「ストレスは健康に悪い」というのは、社会の常識のように思いますが、アメリカのスタンフォード大学の最新研究では、ストレスが健康に悪いという思い込みが強い人ほどストレスの影響を受けやすく、「考え方」でストレスホルモンの分泌が変わることがわかっています。

ストレス自体が健康に悪いわけではなく、そう思い込むことが良くないのですね。

また、できるだけ夜間までストレスをひきづらないことも大切とのことです。

重要なのはストレスの大、小だけではなく、夜間にストレスがかかっているかどうかです。

仕事中にストレスを受けたとしても、夜には仕事のことを忘れてリラックスして過ごしましょう。

そして、睡眠をしっかりとることで、その日のストレスの大部分と身体的な疲労は解消されていきます。

ストレスには心と身体を整えることが大切で、特に十分な睡眠、運動(朝散歩)を行うことがストレスを軽減することに役に立ちます。

特別な対策ではなく、日常生活の中で、睡眠をしっかりとり、適度に運動するといった基本的な生活習慣を徹底することが、強力なストレス対策になるということですね。

まとめ

行動最適化大全では、それぞれの悩みを解消して一日を最適化する方法が多く紹介されています。

1つ1つ良い習慣を取り入れて、人生を良い方向へもっていきましょう。

本記事だけでは紹介できなかった大事なポイントがたくさん書かれていますので、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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この記事を書いた人

kabosuです。
現在、データアナリストとして働いています。
1児のパパとしても奮闘中です。
日々の生活を過ごす中で、私なりに思うところを少しずつ書いていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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