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【宅建】独学でゼロから合格した勉強方法についてまとめました

宅地建物取引士(宅建)は平均300時間程度の勉強時間が必要といわれています。
kabosuは4カ月で180時間ほど独学で勉強し、一発で合格しました。

宅建の合格証書(保存状態が悪くグシャグシャになってしまいました)


自己採点の点数では、合格最低点でギリギリの合格でしたが、平均より短い時間で合格できました。本サイトでは、kabosuが行った勉強方法を紹介します。

目次

はじめに

こんな人が対象です

対象となる方

独学で勉強したいが合格点に到達するまでのイメージがわかない。
忙しいため、少しでも効率的に合格したい。


平均勉強時間より短く合格できたのは、「不動産関係の知識を知っていたからでしょ」と思う方もいるかもしれないので、kabosuの前提知識を紹介します。

kabosuのスペック

  • 大学は工学部土木系卒業のため、都市計画法の基礎知識は知っていた。
  • しかし、宅建の勉強着手時にはほとんど忘れていた(笑)
  • その他の分野は全く知らない状態。特に理系なので民法などの法律系は全て初見

kabosuの勉強時間

約4カ月前から勉強を始めました

  • 平日 1.5時間
  • 休日 2時間

直前期は、ぎりぎり合格できるかどうかの完成度だと思っていたので、休日の勉強時間を増やして勉強しました。(平日は仕事の疲れもあるため増やさず、土日を増やしました。

宅建試験の合格に向けてのポイント

宅建試験の合格に向けて大切だと感じるポイントを3点まとめました。

①過去問に力を入れて取り組もう

本サイトだけではなく、いろいろな本・サイトで言われていますが、宅建試験では過去問を攻略することが一番重要です。

なぜなら、ほぼ過去問の焼き回しや、過去問の類似内容からの出題がほとんどだからです。宅建の勉強は「過去問にはじまり、過去問に終わる」ような勉強をするのが効率的だと思っています。

テキストで第1章から学習を始める前に、まず直近の過去問を解くことをおすすめします。

どうしてもいきなり過去問を解くことに抵抗があるのなら、1回軽く読んだ後に、すぐ過去問と解答を一通り読んでみましょう。
この段階で解けないことは当たり前なので、点数は何点でも気にすることはないです。
試験の問題の出題傾向やレベル等を把握しましょう。答え合わせをしながら、テキストで出題分野の周辺を読みながら、過去問の解答を読んでいくと効果的です。

私はテキスト・問題集を1周する度に、同じ年度の過去問を解いて合格に向けて自分がどの段階にいるのか、苦手な分野がどこなのかを確認・分析をしていました。

同じ年度にするのか過去の年度に遡るのかはどちらでも良いと思います。

テキスト・問題集を1周する間に、ほとんどの問題内容を忘れてしまったので、同じ年度の問題でも新鮮な気持ちで解いていました(笑)
過去問を最初に解くともったいないので、最後にとっておきたいと思う方もいるかもしれませんが、以下の理由から心配いりません。

  • 過去問は解いても少し時間が経てば内容を忘れてしまう
  • 1年分を解説まで読み込むと時間がかかる

過去問は、合格に向けて効率的に学習を行う上で最良の指針となるので、最後に取っておかず初期段階から取り組みましょう。

また、10年くらい遡って過去問を全て解くのはかなり大変です。私も過去問を重点的に解こうと意識していましたが、結果的に直近2~3年を2周する時間しか過去問を解けませんでした。

予想問題(模試)なども時間がなかったため、私は手は出しませんでした。

過去問は本番を意識して、一通り時間を計って解くのではなく、5問ずつくらいを解く⇒解答を確認するというサイクルで過去問を進めるとスピードがでると思います。

宅建に関しては、試験中に時間が足らなくなることはないと思うので、一通り過去問を解く中で時間配分を確認するような実践的な演習は不要だと思います。

②多くの参考書に手を付けないようにしよう

宅建試験では、これまでできなかった問題をできるようにすることによって点数を上げていきます。

合格点に達するまで、できなかった分野・単元をできるようにしていくのは、塗り絵をしていくイメージに近いです。
資格試験全般に言えることかもしれませんが、点数を上げやすいのは、参考書・問題集をいろいろ手を出さずに1冊に絞って集中的に取り組むことです。
宅建試験に関しては全問解ける必要はないので、問題集を1冊完璧に解ける状態にするだけで合格基準に到達すると思います。
分野ごとにあれこれ手をつけないと不安になるかもしれませんが、そこはグッとこらえて手持ちの参考書・問題集がボロボロになるまで使いこみましょう。
常にできなかった問題を意識して、できなかった問題の復習に焦点をあてながら進めていくのが大切だと思います。

③継続的に勉強時間を確保しよう

宅建は、効率的に勉強することにより勉強時間を短縮することはできますが、どうしてもある程度の勉強は必要となります。
そのため、独学で勉強する方は途中で脱落しないためにも、継続的に勉強するクセをつけることが必要です。


私の場合は、どんな時も仕事用の鞄にテキストを入れており、電車での移動時間などの隙間時間もテキスト読み込みが行えるように準備していました。
仕事が7時までに切り上げれたらカフェに行くなどと自分の中で守れる範囲のルールを決めて、それに沿ってコツコツと勉強しました。

生活スタイルにもよりますが、一般的には毎日1時間勉強して週7時間するほうが、日曜日にまとめて7時間勉強するよりも、勉強に対するハードルは低くなると思います。(大学受験前の高校生ならともかく、一般の方が1日7時間勉強するのは大変です。)


軌道に乗るまではしんどいですが、宅建の勉強を自分で決めたルールに沿って継続してできるようになれば合格がかなり近づきます。

kabosuの勉強方法(教科書・問題集の繰り返し)

kabosuが行った勉強方法を紹介します。
とてもシンプルで、以下のことしか行っていません。

教科書・問題集を1周する⇒過去問を解く

を試験前日まで繰り返す

教科書を1単位読んで、それに対応する問題集の問題を解くことで少しずつ進めていきました。

問題集の間違えた問題は必ず次の日に復習して、できない問題を潰してから先に進めていました。
試験当日までに4周くらいできたと思います。4周目は時間がなかったため、3周目に間違えた問題に関連する教科書を読んだ後に間違えた問題のみ解いていきました。

問題集の解いた日付と間違えた問題、再度復習して解けるようになった日付は全てメモに残して、理解度を把握しながら進めていました。

教科書・問題集の選定ですが、大きな書店に行き、1時間以上かけて宅建コーナーの棚にあったの参考書を全てチェックしました。
その中でいいと思ったテキストを1冊選んで勉強しました

以下の条件を満たす参考書を選ぶと効率があがると思います。

  • 教科書と問題集はそれぞれ分野ごと(3冊)に分解することができ、軽くて持ち運びしやすい
  • 問題集には過去問をベースにした問題が多く掲載されている

宅建関連は多くの参考書がありますが、有名な参考書であればどれも大きな差はなく、デザイン・構成などの好みで選んでも問題ないと思います。

ただ、教科書・問題集・過去問に記載されていない問題は捨てようとと割り切り、ひたすら教科書を読み込み、問題集を繰り返していました。

満点を目指すのでなければ、それだけで十分合格レベルに到達すると思います。

まとめ

独学で宅建試験を合格するにあたって大事だと思うポイントをまとめました。
参考書・問題集をそれぞれ1冊ずつ決め、それをボロボロになるまで使い倒す(1冊の問題集の中で、できない問題をなくしていく)ことが、いろいろな参考書に手をだすより効率的だと思います。
あとは自分の中で勉強を継続できるような仕組みづくりを整えて、少しずつ進めていきましょう。

この記事を読んでくださった方が宅建士試験の合格に近づけばと思っています。

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この記事を書いた人

kabosuです。
現在、データアナリストとして働いています。
1児のパパとしても奮闘中です。
日々の生活を過ごす中で、私なりに思うところを少しずつ書いていこうと思っています。どうぞよろしくお願いします。

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